突然ですが、わたしは関西ジャニーズJr.の室龍太くんのファンです。
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※こんなにテンション高いんですが今回のブログは激重です。
2019年春、関西ジャニーズJr.にいろいろな変革がありました。
室龍太くんの俳優独立。
Aぇ！groupの結成。
林真鳥くんの振付師転職。
他にも、多くのJr.たちがこの事務所を旅立ちました。
さまざまな変革のあった関ジュに、わたしは物足りなさを感じるようになってしまいました。
いわゆる亡霊というやつです。
いまの関ジュを直視できなくて、過去に逃げてしまいます。
何度も感じることはあったけど、それを実感したのは今年のin大阪のレポートでした。
NightmareをAぇが歌っていて。
誰も悪くないんです。Aぇのことは大好きだけど、誰にもNightmareは歌ってほしくなかった。
ユニットを組んでもいないのにオリジナル衣装を作ってもらえて、たくさんの曲の中から歌いたい曲を選ぶことができて、みんながみんな、思い描いていた形ではないかもしれないけど、わたしはるたこじとFunky6でオリジナル曲をもらえたことがすごく嬉しかったんです。
なにわ男子ができて、ユニットの子たちが前に出るようになって、今まで第一線で活躍していた康二くんと龍太くんやいわゆるFunky6と呼ばれる淳弥くん、真鳥くん、古謝くん、リチャ、すえぴ、大地くんの6人は一歩後ろに置かれるようになってしまいました。
ただ嫉妬していました。わたしが大好きなのはメイン4人で、4人がばらばらになるなんて考えられなくて。Jrがそういうものだってことはちゃんとわかっているはずなのに、本当にそんな状況になると、嫉妬しかできなくて、悲しくて現実から目を背けることしかできませんでした。
でもこんなの自担が今までいい位置で踊っていたからで、恵まれていたからなんてことも重々承知なんですけどね。梅芸もクリパもあけおめも行けなかったけど、なにわを差し置いてるたこじが大西畑と並んでいたというパートがあったことも、ちゃんと分かった上です。
メイン4人がセンターに立つと、やっぱり安心感があってずっとこの4人で活動してほしいと思ってしまって、ユニットを組んでほしくてたまらなくなりました。もっと言えばFunky8は8人のままでユニットを組んで欲しかった。
いついなくなってしまうかわからないこの世界で、消えてしまわないように、ユニットという括りに入れて欲しかった。ユニットという足枷をつくって、もし迷った時に『ユニットがあるからもう少し続けてみよう』と、少しでもこの事務所にいるという決断をしてくれれば、これからも応援し続けることができるから。いつもは『好きなことを好きなだけやってね』というわたしも、やっぱり正直な気持ちはそうです。自担の存在も、メイン4人の仲も、ずっとこのまま、消えてほしくなかった。オタクはわがままな生き物だとつくづく思います。
でも、なにわの活動を見ていたら龍太くんがなにわに入らなかった理由がわかった気がして。なにわは誰かの青春をみんなの青春にできる、キラキラ王道アイドルでした。龍太くんがここにいても、いい意味で良さは出せないんじゃないかと思いました。龍太くんがここのメンバーに入ったら、きっとこのキラキラ王道アイドル路線は破綻してしまう。
だから、今の『メインメンバーだけどユニットには入ってない、面白くてかっこいいお兄さん』でいいんだと思えるようになりました。
みんなにそんなにいらないよって思うほどいじられて、ひとりでみんなをツッコんで、場を盛り上げてくれて、常に前向きで、不憫で、お芝居がとっても上手で、パフォーマンスがめちゃくちゃかっこいい龍太くんが、ユニットに入っていようが入っていなかろうが、わたしは大好きだと思い出したから。
そしてきっと、この先に、大好きなメイン4人くらい大好きな気持ちを伝えることができるメンバーが集まったユニットを組めるチャンスが、龍太くんに巡ってくると少しでも思えるようになりました。
大阪城ホールにて行われたあけおめでも、わたしの大好きな龍太くんはなにわを差し置いて、4人で真ん中に立っていました。
そして龍太くんは相棒の康二くんと、Funkyな6人と一緒にNightmareを歌っていました。誰も知らない、新しい歌。誰も聞いたことのない歌詞に分からないタイトル、初めて見る衣装は、彼らがもらった新曲であることを言わずして示していました。信じられなくて、嬉しくて、信じられなくて、TV誌のレポート記事を読めば、曲のタイトルは『Nightmare(仮)』になっていて。写真を見たら、やっぱり知らない衣装を着ている8人が写っていて、夢じゃないんだ、本当に本当に、ユニットも組んでいないのに8人だけの曲ができたんだって、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。みんなのスキルが認められたと思い、胸がいっぱいになりました。TV誌の置いてあった店頭でその写真を見て泣きそうになりました。
2月22日、あけおめの局動画が公開されました。もうその日には康二くんがSnow Manに加入していて、Snow Manが主演を務めた滝沢歌舞伎ZEROも南座千穐楽直前で、Lil かんさいというユニットができていて、康二くんが、関西ジャニーズJr.という存在が、また新しい一歩を踏み出していました。
わたしは帰宅直後、薄暗いリビングで局動画を見てOP映像からボロボロになって泣きました。あけおめ局動画の中にはわたしが生で見たかったCan't stopもファンタスティポもトラメも異種格闘技もビクゲも君からのYELLもメイン4人が真ん中に立っている姿ももちろんNightmareも、全部全部詰め込んでありました。初めて見たときは正直泣きすぎてちゃんと見れていませんでした。
期待していたNightmareは期待以上でした。期待以上というより、みんなのスキルの最大限をこれでもかというほど魅せつけられました。わたしの期待も予想も軽々と飛び越えていて、その先にあるとっても素敵なものでした。一歩後ろに置かれた子たちが自分たちの感性や感覚、スキルを存分に出し合って披露するNightmareが、Nightmareを披露する康二くんと龍太くんと淳弥くんと真鳥くんと古謝くんとリチャとすえぴと大地くんが、あの瞬間、冗談抜きで銀河一かっこいいと思いました。
それと同時に、この銀河一かっこいいNightmareは、消えてしまうんだと、突きつけられました。
たぶんそのかっこよさが自分の中で消化しきれなくて、あのかっこよさを心の奥の宝箱にそっとしまっておけなくて、これからを受け入れられなくなりました。欲を言えばこれからも伝家の宝刀みたいにラスボスみたいに、ここぞというときだけにオリメンだけで歌ってほしかったよ。欲張りすぎだけど。
だから、正直もうNightmareは封印してほしいです。自分勝手すぎるけど、お願いだから、わたしの綺麗な宝石みたいな宝物を、更新してほしくない。もうこれからオリメンで披露できないNightmareを、わたしはそっとしておいてほしい。伝説として、残しておいてほしい。
でも、わたしは関ジュという大好きな場所を嫌いになりたくないんです。欲深いのはわかっています。
わたしは関ジュの家族のような関係性が大好きです。とっても貪欲で、誰かが苦手なことは得意な子が補って、みんなで高みを目指して、時にはライバルになる。出来すぎた漫画のような青春を、あの人たちは現実世界で永遠に続けることができるような気がして、遠くからでも陰ながらでも、応援したいのです。
関ジュのみんなに、目一杯幸せになってほしい。なにわもりるもAぇもユニットを組んでない子たちにも、No.1を掴み取ってほしい。No.1はひとりしか掴み取れないのかもしれないけど、みんなにそれぞれのNo.1を掴み取ってほしいよ。
だから、いまは亡霊は亡霊なりに、いまの関ジュに目を向ける練習をしています。
幼馴染の長尾担と連番したドームで、聴くたびに泣いていたラキボとダイスマを克服できました。ラキボとダイスマのサビで踊り狂いました。長尾担も隣のなにわ担の女の子も踊っていなかったラキボとダイスマを他担のわたしがいちばん張り切って踊っていました。それくらいなにわのことも大好きな自分がいることを、初めて知りました。
丈くんの「Hey 東京ドーム！Are you ready？」が聴けたのが幸せで、わたしは龍太くんのいる関ジュしか見れなかったけれど、また、いまの関ジュにしっかりと目を向けて応援することができるかもしれないと思いました。もうひとりJr.に担当がいて、すのすとのデビュー発表に瀕死していたわたしに、一番最初にアイドルのキラキラさとときめきを与えてくれたのはダイスマでした。りるを見て、Aぇを見て、関西のみんなを見て、引きずっちゃいけないと思いました。
次はあけおめの円盤を見ます。ここであのNightmareの感動を消化できればいいな。でもひとりで見るのは不可能なので、幼馴染長尾担と見ます。
なにわツアーも申し込みます。長尾担と行きます。もし入れるとなったら、大吾とりゅちぇの団扇を買いたいな。松竹座にも城ホにも梅芸にも行けなくて、関ジュの団扇は持ってないけど、いつかわたしの部屋でメイン4人の団扇が並ぶ日がくるといいな。
わたしの胸の奥に、メイン4人とNightmareを、そっとしまっておける日がくることを願って。
